折石神社
宮城県柴田郡柴田町大字葉坂
配 祀 菊理媛神(くくりひめのかみ),火産霊神(ほむびのかみ),表筒男神(うわつつおのかみ),中筒男神(なかつつおのかみ),底筒男神(そこつつおのかみ)
昔、宮下宅と呼ぶ地の後山に在り
折石神社鎮守明神といっった
平城帝の大同二年六月十四日
其の有る所の巨石を裂きて
これを中分し石中にやどる
石形並立して屏風のようであった
かく石厳を折いて入り給ひしを以て
郷人これより破山明神といった
又、平城帝の御代 坂上田村麻将軍
東征の祈この神を勧請し
武運長久を祈祷したともいい
又古老いわく、日本武尊(やまとたける)東征の折
磐坂皇子を祀ったとも伝えている。
村名元磐坂(後、破坂、葉坂)と
称したのもこれによるという
明治の初め現社号に改められ
同六年六月村社格加列
大正三年十二月供進指定神社となる